進歩する内視鏡治療
身体の内部を視覚的に見ることができる内視鏡は、光ファイバーを利用したファイバースコープが開発されることにより、医師の目で直接臓器の内部を見ることができるようになり、医療に大きく貢献することになったのです。近年ではさらに技術が進み、より鮮明な画像が得られるとともに患者さんの負担も軽くなりつつあります。なかでも胃ガンは内視鏡などによる診断で早期に発見されることが増えています。患部の一部を標本として採取して診断するなどのほか、ガン細胞の粘膜下層まで切除することも可能となり、外科手術と同等の治療効果が得られるようになりました。内視鏡の技術は日本が発展させ世界に普及した医療技術なのです。
ちょっと気になる小麦アレルギー
最近ニュースで小麦アレルギーのことが話題になっています。そばアレルギーや卵アレルギーなどと同じく小麦アレルギーも食物アレルギーの一種です。体内に抗体ができ、小麦に含まれるアレルゲン(抗原)に過敏に反応する結果、湿疹やかぶれ、喘息症状、ひどい場合には呼吸困難などの急激な反応(アナフィラキシーショック)を起こす場合もあります。問題になっているのは石鹸に含まれる小麦由来成分が皮膚を通して吸収され、知らぬ間に体内に抗体ができた結果、パンやクッキーなどの小麦を含んだ食物を摂取したときに反応して症状がが出るというものです。
